多くのみなさまに参加していただき誠にありがとうございました。
来年の全国研修会で、またお会いできますこと役員一同お待ちしております。
2014年12月3日
会員の皆様、日本語教育に携わっている皆様、また日本語に関心のある皆様
2015年、第24回全国定例研修会開催も3か月後に迫りました。ここに第一回目のご案内をお送りいたします。開催に当たりましては、国際交流基金(ケルン日本文化会館)より多大なご支援をいただいております。
日程: 2015年3月6日(金)14時受付、15時開始 ~ 8日(日)12時半終了
会場: Heinrich Pesch Haus(カトリックの研修所)Ludwigshafen, Rheinland-Pfalz州
マンハイム駅前から路面電車で約20分、降車駅から研修所まで徒歩約5分
ホームページ: www.Heinrich-Pesch-Haus.de
講師: 横山紀子先生 (国際交流基金日本語国際センター教材開発チーム長)
研修テーマ:聴解を習得につなげる教室活動------第二言語習得において聞くことが果たす
役割について考え、聴解ストラテジーを導入した活動や聴解を習得につなげる活動
について学びます。
聞くことは、言語習得の源泉となる最重要の技能です。しかし、「聞いて理解する」ことは学習者の頭の中で起こっていることであり、教師が直接それを操作することはできません。教師ができることは、聞く材料を提供することに加えて、聞こえる日本語を理解につなげる聴解ストラテジーの指導だと思われます。また、聞くことを効果的な習得につなげるためには、聴解だけで終わらせず産出に結びつけることが重要です。研修会では、聴解ストラテジーを導入した活動や聴解を習得につなげる活動について紹介します。
(講義使用言語:日本語)
ご著書・論文
横山紀子(2008)「聞くことを教える」国際交流基金教授法シリーズ 5、ひつじ書房
横山紀子・福永由佳・森篤嗣・王璐・ショリナ, ダリヤグル(2009)「ピア・リスニングの試み:海外の日本語教育における課題解決の視点から」『日本語教育』第141号 日本語教育学会 pp.79-89
横山紀子(2005)「『過程』重視の聴解指導の効果:対面場面における聴解過程の分析から」『第二言語としての日本語の習得研究』第8号 第二言語習得研究会 pp.44-63
横山紀子(2004)「第2言語における聴解ストラテジー研究:概観と今後の展望」『第二言語習得・教育の研究最前線-2004年版-』 お茶の水女子大学日本言語文化学研究会 pp.184-201
参加費: 会員 184€
非会員 184€ プラス 50€(ただし研修会終了までに会員になられますと、
入会金と2015年の年会費となります。)
お申込み: 最終締め切り 2015年2月20日(金)
お申し込み方法: 定例研修会申込み(こちら)よりお申し込みください。
* 全室一人部屋、シャワー、トイレ付き
* 参加費に含まれる料金: 研修会期中の宿泊費、食費(飲み物付)、休憩時飲食費。
最終日の昼食は含まれません。
* キャンセル: 研修会3か月前より段階を追ってキャンセル料がかかります。詳細はお
問い合わせ下さい。
会員発表者募集: ご自身の実践体験や研究についての発表を希望される方は簡単な内容
とともに、定例研修会申込みからお知らせください。
2回目案内: 申し込まれた方には2015年2月初旬にお支払方法、研修会プログラム、参
加者名簿などをメールでお送りいたします。
お問い合わせ: vhs-rp.nihongo(アットマーク)t-online.de
ご質問などございましたらお気軽にご連絡ください。
皆様のご参加を心からお待ち申し上げております。
研修会実行委員チーム一同