鎌田修(かまだおさむ 1949年4月24日、丑年、牡牛座生まれ)
大阪外国語大学を卒業後、高校英語教諭となり、4年後、米国に留学。ピッツバーグ大学より言語学修士、マサチューセッツ大学より教育学博士を取得。その間、アムハースト大学講師(Lecturer, Amherst College 1982-1986)、アイオワ大学助教授(Assistant Professor, University of Iowa 1986-1992)、京都外国語大学教授(1992-2003)、南山大学教授(2003-2018)の職につき、退職後の現在は南山大学客員研究員。
主たる出版物:
単著研究書:『日本語の引用』(2000、ひつじ書房)、
共編著書:『日本語教授法ワークショップービデオ付きー』(1996、凡人社)、
『プロフィシェンシーを育てる:真の日本語能力をめざして』(2008、凡人社)、
『プロフィシェンシーと日本語教育』(2009、ひつじ書房)、
『対話とプロフィシェンシー』(2012、凡人社)、
『談話とプロフィシェンシー』(2015、凡人社)、
共著教科書:
『新・生きた素材による中級から上級への日本語』(2012、ジャパンタイムズ)、
『生きた会話を学ぶ「中級から上級へのなりきりリスニング」』(2016、ジャパンタイムズ)等
1991年にACTFL Oral Proficiency Interview (OPI)のテスターを養成するトレーナー就任以来、多くの日本語OPIテスターを日本国内外にて生み出している。また、プロフィシェンシーを目指した外国語教育に関わる研究を広範囲に渡って行い、韓国、中国、台湾、インドネシア、ヨーロッパ各国、北アメリカ、南アメリカ等にてプロフィシェンシーを志向した日本語教育に関する講義、ワークショップを開催。現在取り組んでいる課題は接触場面におけるプロフィシェンシーから見た日本語教育のための談話分析。また、2013年度より日本学術振興会より科学研究助成(科研)を受け、日本語口頭能力試験の開発(JOPT)に携わる。日本語プロフィシェンシー研究学会会長